3種類揃いました!シュピゲラウ社の「クラフト・ビール・グラス」シリーズ:IPA, スタウト, アメリカン・ウィート


3種類揃いました!シュピゲラウ社の「クラフト・ビール・グラス」シリーズ:IPA, スタウト, アメリカン・ウィート

やっぱり、グラスが大事。

 

最近まで、アメリカでクラフトビールを頼んだら、このようなグラスで出された。

pintglass

「American Pint」か「シェーカー」グラスというやつで、丈夫で洗いやすいから人気だった。

ただ、ビールの香りや味にはやさしくない。特に香りが敏感なIPAスタイルはこのグラスで飲むともったいない。ワインやスコッチは専用のグラスがあり、そういうグラスを使えば、飲み物がさらに楽しめる。ビールはそのころ、まだ味や香りを大事にしてくれるグラスがなかった。ビール好きの人たちはみんな「マイ・デュベル」のグラスを持ち、形がよかったのでメーカー問わずこのグラスでビールを飲んでいた。

duvel glass

ついに2013年に、ドイツのグラスメーカーSpiegelau(シュピゲラウ)社がアメリカの人気クラフトビールメーカーDogfish Head(日本に正式輸入されていない)とSierra Nevada(最近ボイジャーでSierra Nevada Pale Ale販売開始)とコラボして、IPA専用のグラスを作るために共同開発を始めた。その結果、「Spiegelau IPA Glass」:

IPAglass

IPAの独特で豊富な香りを強調することで大ヒット商品になった。

その後、調子に乗って、「IPA専用グラスあるから、スタウト専用グラスもあったらいいよね」と考えたシュピゲラウ社。

またアメリカの人気クラフトブリューワーのLeft Hand Brewing(ボイジャーでよく出しているNitro Milk Stoutのとこ)とRogue Ales(Dead Guy Ale、Shakespeare Stout、ビターベアビアなど作ってるとこ)と組んでスタウト専用のグラスを作った。その結果、「Spiegelau Stout Glass」:

Stout

形が少し違って、それぞれのビールの良さを引き出すために工夫しているグラスたち。IPAグラスと同じよう、スタウトグラスも大ヒットになって、シュピゲラウ社が自信満々になった。

その時、またアメリカの人気ブリューワーのBell’s Brewery(日本に正式輸入されていない)とコラボして、ウィートビール/ウィットビール専用のグラスを作った。その結果、「American Wheat Beer/Witbier」(日本で未販売なのでリンクがない):

wheatbeer

ボイジャーのオープン当時、IPAとスタウトグラスはまだ日本で販売されていなかったので、アメリカから注文した。発注と到着の間に、日本発売になったので、送料で結構損した。にもかかわらずオープンからIPAグラス勢揃い、そしてしばらくあとスタウトグラスも勢揃い、そしてやっと、日本未販売のウィートビールグラス用意できた。

この暑い夏、ライトなウィートビールが一番おいしく感じる時期にぜひ美味しいウィートビールを革命的なウィートビールグラスで試してみてください。お待ちしております。