アメリカに行ってきました!アメリカのクラフトビールが熱い!
こんにちは!ボイジャーのジェイソンです。
7月8日から17日までアメリカに行ってきました!ニュージャージ州に里帰りしてクラフトビールをたくさん飲みました。近くの麦酒工場を2か所見学して、日本でまだ飲めないビールたくさん飲んできました。
まず、実家に着いてすぐお酒屋さんに行きました。お酒屋さんで写真を撮るのを忘れたけど、次に行ったスーパーでビールの写真を撮りました。こんなもん:
これで半分ぐらいでした。お酒屋さんはこのスーパーの倍ぐらいの在庫ありました。天国でした。
日本の品揃いと比べたら、日本にメジャーのところ(Stone, Rogue, Sierra Nevada, Anchor, Ballast Pointなど)はもちろんたくさんありましたが、ローカルのものもたくさんありました。ニュージャージが東海岸のところだから、その周辺のビールが多かったです(Dogfish Head, Victory, Yards, Smuttynose, Stoudt’s, Southern Tier, River Horse, Flying Fish, Weyerbacher, Allagashなど)。ただ、まだ日本で販売されていないけど、アメリカ全国で販売されているかなり大きいなブリューワーもいくつかありました(特にFirestone Walker, Bell’s、Founder’sなど)。
この日、買ったのはこれ:
- Firestone Walker Union Jack IPA (めっちゃ美味しくて、ぜひ日本に来てほしい)
- Dogfish Head 90 Minute IPA (俺が一番好きなIPA。Dogfish Head大好き)
- Spencer Trappist Ale (アメリカ初のトラッピストビール。最近やっと発売された。他のトラッピストとかなり違う味わい)
- Founder’s Centennial IPA (飲んだことないと思ったから買ったけど、調べたらもう飲んだことあるからショック。Founder’sのスタウトが特に有名だからそれ買えばよかった。でもIPAもすごく美味しかった)
次の日は隣の町にあるRiver Horse Brewingの工場を見学しに行きました。
River Horse Brewing Tour
Ewingという隣の町にある「リバー・ホース・ブリューウィング」というブリューワーです。何年前はNJの北の方にあるLambertvilleからEwingにあるもっと大きいところに引っ越してきました。大きいところでもないけど、現在の販売地域はNJ、ペンシルバニア州、ニューヨーク州とコネチカット州だけですけど、ここだけで需要が多すぎて新しい地域で販売しようとまだ考えていないという。
ブリューワーの大まかなスタイルは、ベルギーがベース+アメリカンスタイル。Tripelは特に評判がいいんですが、他にスタウト、IPA、ウィットなど作ってます。
工場の入り口にこれがありました:
これは何か分かる?
正解!ホップです!工場で最近ホップ栽培始めたらしいです。小さいけど、サインボードに「Cascade」というホップの種類の名前が書いてあります。このホップ畑が小さくて、ほとんどのホップはホップ農場から買ってるんだけど、自作のホップを使った限定ビールを作る予定だとツアーガイドが言いました。
中に入ったら、まずテイスティングルーム:
運が良くて、ツアーが期間限定のビールの発売時とかぶってて、「Cranberry Sour」というクランベリーが入ってて白ワインの樽で熟成させたレアビールゲット。
工場に入ったら、こんな感じ:
左に瓶のケース、奥に樽、そして右に巨大の冷蔵庫がありました。工場内はかなり暑くて、箱にビール入ってるかどうか分からないけど、全部冷蔵庫に入れた方がいいです。
ビールの最初の工程は穀物を水で煮て「wort」という出汁みたいなものを作ります。このタンクでこれをやります:
使い終わった穀物はこれです:
まだ栄養あるので、近くの農場で餌などとして再使用されます。次のメインの工程はこのwortを発酵用のタンクに移してイーストを投入して発行させます。発酵用のタンクはかなり大きいです。この写真の左側と奥にあります。真ん中にあるタンクは清澄化工程に使います:
ビールからイーストなど取り除いたら、瓶か樽に入れます。瓶詰機の写真を撮るの忘れました。瓶詰見たかったけどツアーは工場の休みの日にしかやらなくてすべてがシャットダウンされていました。ご覧になれるように、工場はまだスペースが多くて、River Horseは今からこの拠点から拡大していくらしいです。
次は隣の州のペンシルバニア州・ダウニングトン町にあるVictory Brewingに行きました。
Victory Brewing Downington Factory Tour
Victoryはかなりメジャーなところで、実は工場2つ持っています。Downingtonが最初の工場で、2013年にParkesburgという近くにある町でもっと大きい工場をオープンしました。見学したのはDowningtonの工場。工場にレストランが付いてて、そこでしか飲めない試作品とかいろいろあります。
ツアーが始まる前に少し時間あったので、Braumeister PilsのSpaltホップ使用版をいただきました。
ビールはすごく美味しかったけど、食べ物は中途半端でした。残念でした。
Victoryはドイツと関係が強くて(一人のオーナーはドイツの有名な「ヴァイエンシュテファン」で勉強した)ドイツ系のビールが多いけど、IPAやベルギートリペルなども大人気。
工場に入ったら、River Horseより、タンクがギッシリ入ってて、空いてるスペースがほとんどなかったです。
Victoryの社員と話して、日本にあるボイジャーでVictoryを生で出してると言ったら、かなり喜んでくれました(*^^*)
Victoryの近くにあるスーパーに行ったら、またビールの品揃いがすごかった。
これx4でした。すごかった。
最後に行ったのは、隣の町のPrincetonにある、「Triumph Brewpub」というところに行きました。
Triumph Brewing Company Princeton
Triumphは2か所あり、Princetonがその中の小さい方。この場でビールを作って、この場で消費するというスタイルです。瓶詰はしないけど、グラウラーと持ち帰り用の大きな瓶に生ビールを入れて持ち帰ることができます。
常に7種類ぐらいの生があります。私が飲んだのはJaryllo IPAという「ヤリーロ」という珍しいホップを使って作ったIPA。たぶんドライホッピングされてないので、アロマが控えめでまあまあでした。
そのあとTriumphの近くにあるお酒屋さんに行って、面白いビールを発見しました:
Yona Yona Aleだ!しかも高い!1本600円ぐらい!高い!(ちなみに、その下にある「Sierra Nevada Harvest」は今週より生で販売致します(笑)
最後に、日本になかなか見ない「Stone RuinTen」トリプルIPA。
650mLの10.8%のビールを一人で飲んで、いい感じで酔っぱらっちゃいました。フレッシュでホップの香りがやばくて、いろんな意味でやばいビールでした。
最後に、他の時にレストランやバーで飲んだビールをリストアップしました:
- Sierra Nevada Summerfest(ライトで飲みやすいけど、もうちょっとパンチあればいい)
- Otter Creek Citra Mantra(飲みやすくてcitraの柑橘系のアロマが良い)
- Goose Island Goose IPA(普通に美味しいIPA)
- Allagash White(スタンダードでかなり美味しいホワイトビール)
- Sixpoint Jammer Gose(まあまあ酸っぱかったけど塩気がなくて、ちょっと花がないゴーゼ)
- Ballast Point Grapefruit Sculpin(かなり美味しかったけど普通のスカルピンの方が好き)
以上でした!たぶん。
最後に、お土産としてこちらをバーに持って帰りました。
ボイジャー・ジンだ!しかもすごく美味しい!これとアメリカから持って帰ったトニックシロップを使って作るジントニックはものすごく美味しいです(^^)