クラフトビールとは?ぶっちゃけ何なの?!


クラフトビールとは?ぶっちゃけ何なの?!

ボイジャーで、一番聞かれるのは年。2番に聞かれる質問はこれ。ここで徹底解説!

 

「これがクラフトビール!」っていうハッキリした基準はあんまり無いんだけど、どうやら職人さんたちが手間ひまかけて作ったこだわりのビールってことらしい。でも小規模なブルワリーが多くて飲める場所が少なかったり少量しか生産されないものが多いんだって。どのブルワリーも通年飲めるシリーズを生産しているけど、期間限定のビールをリリースすることも多々あるから、お店で見つけたら要チェック!採れたてのホップをふんだんに使用したものや、フルーツを加えたもの。時には複数のブルワリーがコラボすることなんかもある。

 

 

 

 

 

 

スタイルの数だってすごい。2016年にアメリカで開催されたワールドビアカップで審査対象になったスタイルはなんとは90種以上!しかもビールへのこだわりは、今やグラスの形にまで到達してるみたい。めちゃくちゃ色んなスタイルがあるから、それぞれをもっと美味しく飲むために専用のグラスが作られてるんだって。口当たりを良くするために、指でギュってすれば割れるんじゃないかってくらいうすいし、香りが分かりやすいような飲み口とか、手の温度が伝わりやすい形もある。ボイジャーでも専用グラスで飲めるから、グラスの違いも楽しんで!オンラインショップものぞいてみてね〜

https://voyager-beer.stores.jp/

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クラフトビールのTOP 5スタイル

以下は、私の意見でクラフトビール業界で最もインパクトのあるスタイル。

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1. India Pale Ale (IPA)

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インディア・ペール・エール

ビールファンの間では聞きなれた、IPAスタイル。ざっくり言ってしまえば、ホップが山ほど入っていて、香りと苦味が強いスタイルってこと。もとの名前は、「インディア・ペール・エール」。なんでも、18世紀の終わりごろにイギリスからインドに多く輸出されていたビールが、苦味の強いスタイルだったところから名前がついたらしい。長旅に耐えられるようにホップを多く加えた説や、しっかりと発酵させたことで苦味が強くなった説など、色々な話があるみたい。とりあえず細かいことは置いといて、ホップのいい香りがする「にがウマいビール」それがIPA!!!

最近、IPAの中からも新しいスタイルが生まれてる。ホップとアルコールがさらに強いDouble IPA、さらにレベルアップしたTriple/Imperial IPA、黒いBlack IPA、白いWhite IPA、ライ麦が入ってるRye IPA、度数が低いSession IPAなど、たくさんのバリエーションがある。

日本で買える代表的IPA: Stone Ruination IPA, Ballast Point Sculpin, Alesmith IPA, Lagunitas IPA, Victory HopDevil

 

 

 

 

 

2. Imperial Russian Stout (IRSかRIS)

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インペリアル・ロシアン・スタウト

IPAと同じよう、もともとイギリスで作って、ロシアへの輸出のための黒ビール。度数が高く(10%以上もおかしくない)、味が濃ゆく、香ばしいスタイル。最近は味付けのRISが多くて、特にコーヒー、チョコレート、バニラなどが多い。たまに唐辛子が入ってるRISもある!RISがIPA多くのIPAと違って、寝かせるとよりおいしくなる。バレルエージ(樽熟成)のものもあるし、バーボン樽やラム樽の風味を吸収して、味がさらに面白くなる。

日本で買える代表的なRIS: North Coast Old Rasputin, Alesmith Speedway Stout, Stone Imperial Russian Stout, Prairie Bomb!, Brewdog Tokyo*

 

 

 

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3. Saison

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セゾン

「Saison」はフランス語で「季節」という意味で、昔のベルギーの農場で、余った穀物などで主に夏に飲むために冬で作っていたビール。農家さんが暑い夏に飲むリフレッシングなスタイル。農場によって味などが大きく変わってたけど、現代の市販のセゾンは主に金色に近い、味がフルーティけどドライだが、こうじゃないものも珍しくない。クラフトビールのセゾンはよくハーブや花、フルーツで味付けする。

日本で買える代表的なセゾン: Saison Dupont, Prairie Standard, Funkwerks Saison

 

 

 

 

 

4. Barley Wine

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バーレーワイン

バーレーワインは名前の通り、バーレー(大麦)でできたワインのようなビール。度数が非常に高くて、ドライフルーツのような甘さのあるものが多い。アメリカでは特にホップをたくさん入れて、苦いやつが多い。RISと同じよう、何年間寝かせたら、味がよりまろやかになって、おいしくなっていく。このスタイルは度数が高いため、冬限定のものが多い。

日本で買える代表的なバーレーワイン: Alesmith Old Numbskull, えぞ麦酒 フレッドの寝酒, Sierra Nevada Bigfoot

 

 

 

 

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5. Sour Ale

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サワーエール

サワーエールを初めて飲むときは必ずびっくりする。酸っぱいビールはなかなか変わった味だけど、少し飲んだらすぐ癖になるようなスタイル。サワーエールというジャンルはかなり広くて、ちょっと酸味のある、度数の高いものから、すごく酸っぱいサイダーのような飲みやすいやつまで、いろいろある。サワーエールは今アメリカで人気向上中だけど、実は作るのは結構大変らしい。このビールは違うイーストを使うことで酸味が出るけど、このイーストが他のサワーじゃないビールに入ってしまうと、味が大幅に変わるので、品質管理がすごく大事。設備をさらに徹底的に掃除するか、完全にサワーエール専用の設備を導入するしかない。こういうビールを飲むと、ビールの概念が変わる。

日本で買える代表的なサワーエール: The Bruery Tart of Darkness, Cascadeからほぼすべての商品、Lagunitas Aunt Sally, Prairie Funky Gold