シトラスアドベンチャー第1号:Kabosu and burdock root 50/50 martini
シトラスがカクテルにすごく大事な材料です。しかし、カクテルが一番人気のある国がアメリカなので、使われているシトラスの種類はレモン、ライム、オレンジ、グレープフルーツぐらいしかないです。日本ではたくさんの柑橘系の果物があり、この果物で新しいカクテルを作ってみたいと思って、ここでこの実験を日本語と英語で報告して行こうと思っています。
よく宇土マリーナに行くので、この前行った時、3種類のシトラスを買いました:カボス、スダチとシークヮーサー。今回は1目のカボスの実験を紹介します。
カボスの皮はかなり独特な香りがあり、レモンやオレンジみたいなフルーティーな感じというより松やジュニパーに近い香りだということに気づきました。なので、フルーティーなカクテルではなく、ハーブやヴェジェタル系に向いてると思って、このようなカクテルで挑戦してみました。
では、カボスの皮とゴボウのチンキで味付けた50/50マーティーニ。
1.5oz Tanqueray 10 gin
1.5oz Dolin Blanc vermouth
1 barspoon ゴボウのチンキ burdock root tincture
Kabosu peel
ゴボウのチンキの作り方:
- ゴボウを10cmぐらい切って、皮をむいて、細いスライスに切る。
- オーブンで200℃ぐらいで乾燥させる。
- 乾燥したものが5gぐらいになる。これを小さい瓶に入れて、20ml水と20mL 96%アルコールを入れる(これ)。
- 1-2日間寝かせて、そしてコーヒーフィルターか何かで濾過する。
Burdock tincture recipe:
- Cut about 10cm of burdock root, peel it, and slice thinly.
- Dry in an oven at about 200 deg C.
- When dry, the resulting burdock chips should make around 5g. Put the dry burdock root slices in a small bottle, and add 20mL of water and 20mL of Everclear (or just 40mL of vodka).
- Let sit for a day or two, then filter through a coffee filter.
カクテルのレシピ:
- ジン、ヴェルモット、チンキを冷たいミキシンググラスに入れて、氷を入れて、20-30秒ぐらい混ぜる。
- ストレーナで冷たいカクテルグラスにゆっくり注ぐ。
- ピーラーでカボスの皮を薄く取って、グラスの上に軽く絞って、グラスの縁を軽くピールでこすって、グラスの縁にかける。
- 完成。
Cocktail recipe:
- Add the gin, vermouth, and burdock root tincture to a cold mixing glass, add ice, and stir for about 20-30 seconds.
- Using a strainer, pour slowly into chilled cocktail glass.
- Use a peeler to get a thin slice of kabosu peel, lightly express over the glass, very lightly rub around the rim, then hang off the side.
- Drink.
ポイント:カボスピールの香りが比較的に強いから、軽く絞って、軽くこすって、そしてピールを全部グラスに入れるではなく、縁にかけるのがポイントです。
感想:大人の飲み物です。フルーツの気配は一切なし、ハーブと植物っぽい味で美味しいカクテルです。Dolin Blancヴェルモットはライトな味のヴェルモットなので、50/50のマーティーニに結構おいしいです。チンザノやマーティーニ&ロッシのホワイトヴェルモットだったら、ヴェルモットの味が強すぎるかもしれませんので、Dolinじゃないと50/50はちょっと難しいです。ゴボウのチンキはちょっとした土っぽい少し苦い味を与えるから、DolinとTanqueray 10との相性が抜群です。カボスのピールがフルーティーじゃないので、このカクテルにいい味付けだと思います。
Remarks: The Dolin is a light, herbal vermouth and works well in a 50/50 martini and matches well with the slight bitter earthiness brought about by the burdock root. The pine-y character of the kabosu peel doesn’t overwhelm the drink with fruitiness, making this a good example of a more vegetal martini that would go well with an olive.
つぎはLast Wordというカクテルをカボスジュースで作ります!またその時!
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